あぐらがかけるようになりました。

　子供の頃、ゴムを使った高飛びをしていて、変な飛び方をして、右足を痛めたことがあります。

　病院で「肉離れ」と診断されて、湿布を貼っていたのですが、いつまでも痛かったのを覚えています。

　今思うと、本当は、股関節を痛めていて、整体が必要だったように思うのです。

　ですが、両親には、『なにかあれば病院』という考えしかなかったのか、整体院には行きませんでした。

　ふくらはぎが痛くて痛くて、ずっと湿布を貼っていたのですが、ある日母親に痛みを訴えても訴えても「湿布の貼りすぎ！」と言われ、取り合ってもらえませんでした。

　とうとう諦めたその次の瞬間、不思議なことに痛みはぴたっと治まりました。

　今思うと、この時体は麻痺することを決めたように思うのです。

　その後、これといった骨の症状がでることなく、運動も普通にでき、成長し、大人になり、今まで生活してきました。

　ただ、１９才の頃、膝の長さが違うように見えるのは自覚していました。骨盤が歪んでいたからのようです。


　イネイト健康法を受け始めて２年程経ったころ、あぐらがかけないことをイネイト塾で木村仁さんに指摘されました。

　その後、なぜかいつのまにか右股関節が亜脱臼のような状態になりました。

　走ると「がっちゃん、がっちゃん。」と音がしていていました。

　数ヶ月そのまま放置していたけど、押入れから降りる時、足を伸ばしながら床についたら、正しい位置に骨が入りました。

　一瞬だけひどく痛かったのですが、その日を境に痛みがぐっと減り、その後痛みもなくなりました。

　でも、その後、ちゃんとあぐらがかけるようになり、５年ほど経った今も状態はいいです。

　証明はできないけど、子供の頃足を痛めた時、完治しないまま麻痺していて、イネイト健康法によって、自分の自然治癒力が足を治し始め、亜脱臼までおこし、本当の治癒をおこしたように思うのです。


お店の屋上から撮りました。